82歳のお婆さんと一つ屋根の下で暮らした大学生時代のことを写真とテキストで回想する『アヤ子江古田気分』、同じく学生時代に街で見かけた子どもたちの写真をまとめた『my life as a dog』の2冊セット。上京して当て所なく町を歩き回ったり、部屋を自分好みに仕上げていったり…東京に出てきた多くの人が感じるさまざまな感情が閉じ込められている。
”シンプルな小屋をはじめ、これまで考えたこともなかったような複雑な建築形態であれ、ユニークな構造物に対する私の魅力は尽きることがない。建築物を通してコミュニケーションを図ることは、私の活動の中心となっている。家は記憶、感情、アイデアを一度に運ぶことができ、見る人自身の解釈のための空間を提供する。家は常に私を魅了してきました。精神的な家と物理的な家の両方です。人生に含まれるものを集める殻についての考え。Andreas Samuelsson”
2024年は、クロスステッチによるチェック柄の表現をテーマに、縦糸、横糸が交互に現れる平織りの構造にならい、縦軸横軸それぞれに異なる色を配列させ、手刺繍で表現されています。合計7色の組み合わせにより、異なる色表現がブロックごとに現れ、数字と文字が浮かび上がります。またタイポグラフィーはクロスステッチサンプラーに見られる文字のデザインを基本とし、格子に沿うよう等幅に調整。伝統的な刺繍の技法クロスステッチで表現された本作は、クラフトワークの視点だけではなくグラフィックデザイン的にも魅力のある作品です。原寸大フルカラー印刷のカレンダーには、随所にミシン目カットが施されており、12ヶ月を切り離して使用することも可能です。チェック柄を表現した糸の色の重なり、緻密なクロスステッチによる配列された数字と文字の美しさをお楽しみください。折りたたまれた状態でのお届けとなります。
日本では六本木ヒルズに鎮座するクモの形をした巨大彫刻「ママン」やフェミニズムアートの芸術家として知られる、フランス出身のアーティストのルイーズ・ブルジョワの花の水彩画集。米国で同性婚の権利を求める組織、Freedom to Marry のためにも描かれたという同シリーズの作品は一見は花に見えますが、色の濃淡や変形するかたちなどから、彼女の内なる声も汲み取れるような力強く繊細な作品群。second edition。
東京から与那国に移り住み、「相棒」の馬カディと暮らす筆者河田桟による、馬との暮らし方をまとめた一冊。一緒に暮らす、とは言ってもカディは森に、筆者は集落に住んでいる。それぞれが一緒に過ごす時間を重ねながら、互いにコミュニケーション方法を探る。「身体的に力がないだけでなく、気質的にも馬のリーダーになれるタイプではなかった」という筆者は、さまざまな試行錯誤の末に、パッシブに、弱い人間として馬と付き合う術を見つけ出す…と書くと少々ネガティブに聞こえるものの、文面は後ろ向きな感じではなく、むしろ心地よい穏やかさで満ちている。筆者が見つけ出した馬との過ごし方、それは「なにもしないヒト」として時間を重ね、「馬語」で対話を楽しむこと。そのようにして「はしっこ」で暮らす、一人の人と一頭の馬の豊かな関係性が語られる。馬だけでなく、動物たち、ひいては人との付き合い方についても考えさせてくれる(とはいえ押し付けがましくない)。ページをめくっていると、南の島で美味しそうに草を食べる馬たちの姿が浮かんでくる。「馬後手帖」の続編。ケース付き。
ミニマル料理「和」 / 稲田俊輔 Sol LeWitt 82歳のお婆さんと一つ屋根の下で暮らした大学生時代のことを写真とテキストで回想する『アヤ子江古田気分』、同じく学生時代に街で見かけた子どもたちの写真をまとめた『my life as a dog』の2冊セット。上京して当て所なく町を歩き回ったり、部屋を自分好みに仕上げていったり…東京に出てきた多くの人が感じるさまざまな感情が閉じ込められている。123 :24. 7x18. 9 cm 2024 : 135 pages